パリ旅行が人生を変える契機となり、フラン・ビゲロー(Fran Bigelow)は1982年にシアトルのマディソン・バレーにて最初の店舗である「Fran's Patisserie and Chocolate Specialties」をオープンしました。開業当初はケーキやペストリーが中心でしたが、ホリデーシーズンの長い待ち時間に、お客様へのおもてなしとして振舞った手作りのトリュフが瞬く間に評判を呼び、やがてブランドの核となる存在になりました。
フランは、アメリカ合衆国におけるショコラティエの先駆者として高く評価されています。フランのチョコレートへの情熱と美学は家族にも受け継がれ、現在では娘のアンドリーナがCEOとして、息子のディランがチョコレートディレクターとしてブランドを牽引しています。

